JOHN LAWRENCE SULLIVAN が2025年秋冬コレクションのルック画像を公開
2025.01.29
 JOHN-LAWRENCE SULLIVAN AW25

アンゼルム・キーファー の戦後の記憶を探る

Text Takaaki Miyake

柳川荒士 が率いる JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)が、2025年秋冬メンズコレクションを発表した。

今シーズンは昨年日本でも1998年以来初の展覧会を開催した、ドイツ人アーティストの アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)から強い影響を受けてコレクションを制作。

その影響が最も顕著に見られるミリタリーウェアには、キーファー作品に表現されている、キーファーが幼少期に経験した第二次世界大戦直後の記憶を重ねた。当時の軍服から袖のパターンを解釈し、強調されたラウンドシェイプをテーラードジャケットやバイカージャケット、デニムジャケットにも採用。

さらにキーファーの作品に登場する“錆”や“黴”を落とし込んだ独自のテキスタイル、職人の手作業によるレザーのヴィンテージ加工などが、着想源の退廃的な雰囲気をより一層強める要素となった。

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JOHN LAWRENCE SULLIVAN
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